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毛穴を小さくする方法

更新日:2016.12.09
公開日:2014.08.21
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この記事の監修者
札幌シーズクリニック 院長 大久保真

じつは、毛穴の大きさは遺伝子レベルで決まっているため、元の大きさよりも小さくすることは不可能です。しかし、後天的な作用で広がってしまった毛穴を、目立たなくすることはできます。ここでは、ケアできる毛穴の種類とその方法をご紹介します。

毛穴の大きさは遺伝で決まる!?

外部の刺激から肌を守ってくれる「体毛」や「皮脂」。それらのバリア機能を正常に働かせるため、毛穴はなくてはならないものです。とはいえ、あまりにも大きく目立つ毛穴は「かっこ悪い!」と気にされているのは女性だけではないと思います。

じつは、毛穴の大きさは男性ホルモンの量に関係しており、男性ホルモンが多い人は、皮脂腺が大きく発達し、皮脂の分泌が多くなるので、自然とその出口である毛穴も大きくなります。ですから男性は、生まれつき女性よりも毛穴が大きい傾向があると言えるのです。

そのように生まれつき大きい毛穴は、化粧品などを使って小さくすることはできませんが、正しいケアをすることによって、目立ちにくくすることは可能なのです。

改善できる2種類の毛穴

ケアで目立ちにくく改善することができる毛穴には2種類あります。それは、「詰まり毛穴」と「たるみ毛穴」。いずれも後天的な作用で毛穴が大きく広がってしまったもので、それぞれの原因を解消することで目立ちにくくすることが可能です。

【詰まり毛穴】
いわゆる「角栓」が杭のように詰まった状態の毛穴です。角栓は過剰に分泌された皮脂と、ターンオーバーで剥離せずに残ってしまった古い角質とが混ざり合って、固くなったものです。

直接的なケアとして、毛穴吸引やクレイパックなどで角栓を取り除き、継続的なケアとして、皮脂分泌量のバランスを整えるために保湿に努めましょう。また、ターンオーバーのサイクルを正しく導くために、古い角質をピールオフすることなどが有効です。

【たるみ毛穴】
老化によって真皮層のコラーゲンや、エラスチンが弱くなり、周囲の皮膚を支えきれなくなり、垂れ下がった状態の毛穴です。

真皮の弾力を取り戻すためには、医学的にコラーゲンを増やす働きが証明されている「レチノール」が配合された化粧品を使用し、同様にコラーゲンを増やすというピーリングを活用することが有効です。

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