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乾燥肌向けのボディクリームは?

更新日:2016.12.09
公開日:2014.12.22
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この記事の監修者
千春皮フ科クリニック 院長 渡邊千春

顔だけでなく、腕や足、背中などまでカサカサが広がり、痒くてたまらないといった方は、ぜひボディクリームの使用をオススメします。ボディクリームには、さまざまな成分が配合されていて、成分ごとに役割を持っています。

ボディクリームで全身に潤いを

室内ではエアコン、屋外では紫外線や排気ガスといった外的刺激など、肌にとって過酷な環境が多いと思います。そのため、季節に関わらずカサカサの乾燥肌に悩んでいる方もいるでしょう。

顔だけでなく、腕や足、背中などまでカサカサが広がり、痒くてたまらないといった方は、ぜひボディクリームの使用をオススメします。ボディクリームには、さまざまな成分が配合されていて、成分ごとに役割を持っています。

化粧水を使った乾燥肌の保湿方法については『乾燥肌のための保湿』をご覧ください。

成分ごとの主な役割

(1)潤いを持続させる
もともと肌には自ら潤う力があり、これをNMF(天然保湿因子)と呼びます。乾燥による減少してしまったNMFに該当する成分を補い、潤いを持続させる役割があります。
配合成分:アミノ酸、ヒアルロン酸、尿素、グリセリンなど

(2)潤いを閉じ込める
潤いの成分を補っても、その潤いが蒸発してしまってはいけません。角質細胞の隙間を埋めて、潤いを閉じ込めることが大切です。
配合成分:セラミド、レシチンなど

(3)皮脂に似た役割で肌を守る
潤いを閉じ込めた肌表面を、皮脂で覆うことで外的な刺激から守ることができます。皮脂に似た働きで、肌を守る成分にも注目しましょう。
配合成分:ホホバオイル、スクワランなど

保湿力を高めるボディクリームの塗り方

ボディクリームは、全身の保湿のための重要なアイテムですが、塗る際に強くこすってしまったり、美容成分が浸透しない肌状態だと、その効果も半減してしまいます。

保湿力をしっかりと体感するために、一番効果的なボディクリームの塗り方は、入浴直後の体が濡れた状態のときに使うこと。体が濡れた状態だと、水分によってボディクリームが伸びやすくなり、全身にムラなく塗ることが可能です。

また、お風呂上がりは肌が一番清潔な状態なので、ボディクリームの美容成分を存分に浸透させることができます。さらに、ボディクリームが水分蒸発を防ぐことになり、潤いをキープできるので一石二鳥の効果を得られるのです。

ボディクリームを塗った後は、タオルでやさしく押さえるように余分な水分を拭き取れば完了です。お風呂上がりのひと手間で、カサカサの乾燥肌を簡単にさよならすることができます。

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