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ニキビの原因にもなる角栓を抑える「サリチル酸製剤」とは

更新日:2017.10.13
公開日:2015.12.26
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

サリチル酸は、肌の表面にある角質層を柔らかくする効果があり、ニキビ治療に使われている薬品です。ここではドクター監修の記事で、サリチル酸の特徴やニキビへの効果、また使用する際の注意点について解説します。

サリチル酸は、古くは解熱鎮痛剤として使われていた薬品ですが、角質を溶かす効果と防菌効果によってニキビ治療薬としても使われています。サリチル酸がニキビにもたらす効果、および使用に際しての副作用などの注意点についてみていきましょう。

サリチル酸とは?

サリチル酸は、柳などに含まれている物質で古くは解熱鎮痛剤としても用いられていました。肌の表面にある角質層を柔らかくする効果があり、ワセリンと混ぜてサリチル酸ワセリン軟膏としてニキビの治療に使われる薬品です。また、ニキビの原因であるアクネ菌に対する殺菌作用もわずかですが併せ持っています。水虫の白癬菌にも効果があることから、水虫の治療に使われることもある薬品です。

サリチル酸の効果と副作用

サリチル酸には主に「角質溶解効果」と「防菌効果」があります。

(1)角質溶解効果

初期段階のニキビは角質が硬くなってできる角栓が毛穴を詰まらせることで発生します。この角質硬化をサリチル酸が防ぐことでニキビの初期状態である「微小面皰」の発生を抑える効果が期待できます。

(2)防菌効果

わずかではありますが、サリチル酸にはニキビの主原因アクネ菌に対する殺菌作用があります。アクネ菌によって炎症を起こして発生する赤ニキビの抑制に効果があります。

サリチル酸の副作用としては、肌に痒み、赤み、熱っぽさといった過敏症状を起こすことがあります。

サリチル酸の使用法について

サリチル酸は角質溶解効果が高く、肌バリア機能が一時的に弱くなる恐れもあるため、敏感肌の方は慎重に使用するようにしてください。また実際には、サリチル酸は二の腕などにブツブツができる「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」の治療に使われることがほとんどです。純粋なニキビ治療薬というよりも補助的に使う薬品だと認識しておくとよいでしょう。

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