1424名の医師が参画する男性向けスキンケア情報サイト

いんきんたむしの治療方法について

更新日:2017/08/23 公開日:2016/08/23

シェアする

いんきんたむしの治療は、日常生活に支障が出る強いかゆみをおさえ、自分が周囲の人の感染源にならないよう、必ず適切な方法で行いましょう。それでは、いんきんたむしの治療方法を紹介します。

いんきんたむしの治療には抗真菌薬が使用される

いんきんたむしの治療の基本は、抗真菌薬の外用です。治りにくい場合や再発をくりかえす場合には、飲み薬を服用する場合もあります。また、薬による治療と併せて、悪化や再発を予防するための生活上の注意が指導されます。

(1)治療の基本は抗真菌薬の外用

白癬菌(はくせんきん)に効果のある抗真菌薬を塗布します。比較的効果が現れるのが早く、症状がよくなる方が多いようです。かゆみや紅い丘疹(きゅうしん)など、症状がよくなってくると菌をまきちらすことも少なくなり、周囲の人への感染も防ぐことができます。

いんきんたむしを外用薬で治療するメリットは、全身的な副作用がないことです。もちろん、接触性皮膚炎など、外用薬に特有の副作用は現れることがあります。外用薬は毎日塗る必要があるため、面倒に感じる方や症状がよくなると治療を中止してしまう方もいます。しかし、十分な量を、広範囲に、必要な期間塗らないと、再発をくりかえしたり、治りにくくなったりすることがあります。薬は用法・用量に従って使用しましょう。

抗真菌薬の外用薬には、軟膏、クリーム、ゲル剤、スプレー、パウダーなどさまざまなものがあります。それぞれ特徴がありますが、好みの使用感のものを選ぶとよいでしょう。

(2)治りにくい場合や再発をくりかえす場合は内服薬も使用

内服薬は治療効果が高いのですが、全身的な副作用が出る可能性があります。治りにくく再発をくりかえす場合や皮疹(ひしん)の範囲が広い場合、副作用などで外用薬が使用できない場合のみ、内服薬で治療します。

(3)薬物療法と併せた生活指導

いんきんたむしの悪化や再発を防ぐために、入浴やシャワーで股部を清潔に保ち、できるだけ蒸れないような工夫をします。たとえば、下着の材質を綿にしたり、締め付けないタイプのものを着用するようにします。また、バスタオルは白癬菌が付着する可能性があるので、自分用と家族用は分けるなど、自分が周囲の人の感染源にならないように心がけます。

外用薬の効果的な使い方

症状がない部分にも白癬菌が付着している可能性があるため、少なくとも2.5cm以上広範囲に塗るようにします。1日1回の場合には、入浴後に塗るのがよいでしょう。また、薬によって用法・用量が異なるので、指示通りに塗るようにします。

治ったと思っても勝手に薬の使用をやめない

ドクターに処方された薬を使用している場合は、指示通りに決まった分量を決まった期間使用するようにしましょう。通常、かゆみや皮疹などの症状がおさまった後、だいたい1か月程度は継続すると再発予防になります。

いんきんたむしは、抗真菌薬の外用薬でしっかりと治療することで、悪化や再発を予防することができます。症状がおさまっても医師や薬剤師の指示に従って治療するようにしましょう。

あなたにオススメの記事一覧

全ての記事一覧へ

更新情報