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毛根を抜くとどうなる?また生えてくる?

更新日:2017.08.29
公開日:2017.08.29
ドクター画像
この記事の監修者
親和クリニック新宿・大阪 総院長 音田正光

毛周期が終わると髪は自然に抜けてきます。これは薄毛や脱毛症とは違う自然脱毛です。しかし、毛根の根本にある毛球まで抜けてしまうと髪の毛が生えてこない不安を感じる人もいます。ドクター監修のもと、毛根・毛球などについて解説します。

毛球とは毛根の根本にある球根状の部分のことをいいます。抜けた毛根に毛球がついていたりすると、髪の毛が生えてこないのかと不安を抱く人もいますが、毛球が抜けたとしても髪の毛が生えてこないわけではありません。毛根の仕組みを含めて、その理由を解説していきます。

毛根と薄毛の関係

最初に毛髪がどのようにして生えるのかを説明します。毛髪とは皮膚が変化してできたものとされており、皮膚から外に出ている毛幹と、皮膚内に隠れている毛根に分かれます。毛幹とは、一般的に呼ばれる髪の毛にあたります。毛根の下には、毛球と呼ばれる球根状の部分があり、その中心に毛乳頭という組織があります。毛乳頭は毛細血管から運ばれてきた養分を蓄える役目を持ちます。毛母細胞と呼ばれるケラチノサイトが、毛乳頭に蓄えられた養分で細胞分裂を行って毛髪を作ります。毛母細胞が活発に働くことで髪の毛が成長すると考えられます。

髪の毛には毛周期があります。正常な毛周期であれば、髪は6~8年を寿命として成長・退行を繰り返します。自然な脱毛は毛周期が終わっているということなので、抜けてもまた生えてきますから問題はありません。しかし、毛周期になんらかの問題が発生すると毛髪の成長が短く細いところで止まってしまい、薄毛を引き起こすといわれています。そのような薄毛になる原因と考えられているのが、男性ホルモンです。

男性ホルモンは薄毛に深くかかわっていると考えられており、具体的には男性ホルモンであるテストステロンが5αリダクターゼと呼ばれる酵素の働きにより、DHT(ジヒドロテストステロン)へと変化してしまうことが男性型脱毛症(AGA)の原因とされています。ジビドロテストステロンは毛周期を狂わせて、毛髪を成長しづらくする働きを持ちます。その結果、AGA(男性型脱毛症)を引き起こす原因につながるのです。

そのほかにも、薄毛の原因と考えられているものとして遺伝的な要因やストレス、生活習慣の乱れや不規則な食生活などがあげられます。遺伝的な要因とは、父親や祖父など血縁関係にある人が薄毛の場合、その人も薄毛になりやすい傾向があるということです。

またストレスをため込むことも薄毛につながる可能性となります。生活習慣の乱れや不規則な食生活によって全身の健康状態が悪くなると、それが元で薄毛を引き起こす結果になるとも考えられます。

毛根を抜くとどうなるか

髪の毛を無理に引き抜くことは、頭皮を痛めるだけでなく髪の成長にも悪影響を与え、髪が生えなくなる症状(牽引性脱毛症)を引き起こす原因にもなります。毛包幹細胞や毛乳頭細胞が生きている限り髪の毛は再び作られますが、無理に髪が引っ張られるような髪型など注意が必要です。一度髪の毛が抜けると、次の髪の毛が生えてくるまでには4~5か月くらいはかかります。

白髪が生えてくると抜いてしまう人がいますが、白髪を抜く行為は毛根を痛めるだけでなく、髪の成長に悪影響を及ぼすことにもつながるので、おすすめはできません。どうしても白髪を抜いてしまいたいという人は、抜くのではなく、白髪の根元から短く切るほうが毛根や頭皮に負担がかからないのでおすすめです。

毛髪を抜くと髪が生えにくくなるのか

髪は抜けてもまた生えてきますが、むやみに抜かないようにしましょう。 自分の毛を抜いてしまう抜毛癖などが長く続くと、その部分に髪が生えなくなる場合も多々あります。

健康な毛髪を維持するために欠かせないのが、毛母細胞が栄養不足にならないようにすることです。そのためにはまず、毛母細胞に養分が送りやすいように、頭皮の血行をよくすることや、バランス良い栄養補給です。積極的にとってほしい栄養素は、ビタミンEとマグネシウムとされています。ビタミンEには血流を改善する効果を期待でます。マグネシウムには血圧を整える効果が期待できます。このほか、アミノ酸とビタミンB6、亜鉛などをしっかり摂取することも髪の健康にはプラスに働きます。薄毛や脱毛に悩んでいる場合は、栄養バランスや生活習慣など全般的に専門家に相談するとよいでしょう。

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