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AGAの治療をクリニックで受けるメリット

更新日:2017/09/25 公開日:2017/09/25

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薄毛や抜け毛に悩む人の多くに可能性が考えられるといわれるAGAは、放置すると進行し、毛髪を生やす能力が失われていくものです。そのため、進行を遅らせたり発毛を促したりするには、早期のうちから治療を開始することが大切だといわれています。

AGAの治療を受けられる場所として一般的な皮膚科とAGA専門クリニックがありますが、その違いはどのようなことなのでしょうか。実際に行われる治療内容や検査、クリニックを選ぶうえでのポイントについても解説します。

AGA治療におけるクリニックと病院の違い

AGAの治療を受けるための選択肢として、一般的な病院の皮膚科とAGAの治療に特化した専門のクリニックという選択肢があります。どちらも外来で通院して治療を行うことになりますが、専門性や治療内容が異なります。それぞれで行われる診療の違いについて解説します。

AGA専門のクリニック

AGA専門クリニックは、文字通りAGAの治療に特化したクリニックです。そのため、治療にあたる医師もAGAの治療に特化しています。

一般的な皮膚科での治療とAGA専門クリニックでの治療の一番の違いは、より専門的な治療を受けられるかどうかです。専門のクリニックではAGAに関する最新の情報や治療法をとり入れており、進行を遅らせることや現状を維持することに留まらず、発毛を促すような治療も行われています。また、一般的な病院では薬による治療が中心となりますが、AGA専門クリニックの中には「メソセラピー」や「HARG療法」、「植毛」など、さまざまな治療方法を行っているところもあります。また、一般の皮膚科では行わないような精密検査も行われます。

一般的な病院の皮膚科

AGAの治療を受けられる診療科は皮膚科です。総合病院の皮膚科に限らず、皮膚科のクリニックでも診療を行っている場合があります。もしすでに別の病気で通っていたり、定期的に検査を受けているかかりつけ医がいれば、そちらでAGAの治療について相談してみるという方法もあります。

一般的な皮膚科の場合、AGA以外の病気についての患者が多く、医師の専門分野もAGA以外の分野である可能性も高くなります。頭皮を適切に診断することで、薄毛以外の疾患に気づくことができたり、頭皮ケアのアドバイスを受けられる点は大きなメリットといえます。治療内容に関しては、例えばプロペシアという飲み薬の処方をメインとするケースが多いようです。医療機関によって違いはありものの、積極的に発毛を促すというよりは、信頼性の高い治療法でAGAの進行を遅らせることを重視した治療になることが多いでしょう。

AGA治療を始めるときのチェックポイント

AGAの治療を受けるうえで、クリニック選びは非常に重要です。クリニックを選ぶときにチェックしたいポイントをご紹介します。

無料カウンセリングを行っている

AGA専門クリニックの中には、実際の治療に入る前に無料のカウンセリングを行っているところもあります。カウンセリングには、AGAや薄毛に関する正しい知識を患者に伝えるとともに、治療方法や治療期間、治療にかかる費用などを説明するという役割があります。そのため、無料カウンセリングをきちんと行っているクリニックは、患者が治療に関する不安を解消し、納得したうえで治療に臨めるよう考えていると言えるのです。

血液検査を行っている

血液検査は、主に以下の2つの目的で行われます。
・AGAの診断と治療方針決定の参考にするため
・処方される治療薬の効果や副作用を予想する手がかり

血液検査では、男性ホルモンのテストステロンの量を調べます。これは、AGAとテストステロンに深い関係があるためです。一般の皮膚科では血液検査を行っていない場合もありますが、AGAの診断や治療において血液検査は有益な情報になります。この点を重視するなら、AGA治療を始めるクリニックを決めるときにも、血液検査を行っているクリニックの中から選ぶことになるでしょう。

内服療法を行っている

フィナステリドの内服療法を行っているかどうかも治療を受けるうえでのチェックポイントになるでしょう。フィナステリドを含むプロペシアは、AGA治療における内服療法の第一選択となっている薬です。日本国内の臨床試験でも98%になんらかの効果が認められたという発表があります。ただし、フィナステリドの副作用として、毎日1mgを1年間服用した場合に2.9%に勃起不全などの性機能障害が見られたともされています。

外用療法を行っている

一般的な皮膚科ではプロペシアなどの飲み薬の処方がほとんどです。しかし、AGAの治療ではミノキシジルという塗り薬が、外用療法による治療の第一選択とされています。ミノキシジルには、1年以上投与しても重篤な副作用が見られず、発毛も促進されたとする研究結果があります。そのため、外用療法を行っているクリニックがよいと考えられます。

実施しているクリニックが限られているもの

AGAの治療を開始するクリニックを選ぶポイントとして、外用療法と内服療法を行っていることをあげました。しかし、AGAの治療法はこのほかにもあります。また、実施している検査にも違いが見られます。

遺伝子検査

クリニックによってはAGAの遺伝子検査を行っている場合もあります。AGAによる薄毛の場合、男性ホルモンのテストステロンが深く関わることを述べましたが、遺伝子検査を行うことでAGAになりやすい体質かどうかを調べたり、AGAの確定診断をしたりすることができるのです。また、内服薬のフィナステリドの感受性などを判定することで、より有効な治療法を決定するのに役立つともされています。遺伝子検査は、口の中の粘膜を採取して行われます。検査結果が出るまでには1か月ほどかかるとされています。

メソセラピー

メソセラピーとは、大きな意味では皮下結合組織や脂肪などの中胚葉に由来する組織に注射をして行う治療、というものです。メソセラピーを取り入れた治療のひとつとして、脂肪を溶かす脂肪溶解注射がありますが、メソセラピーが脂肪溶解注射だけを指すわけではありません。

AGA治療においては、外用薬や内服薬として紹介したミノキシジルやフィナステリドのほか、抜け毛を止める成分や、発毛サイクルを正常化して発毛促進を行う成分を配合した薬を注射します。この配合は患者に合わせて行われています。極細の針を使って注射する方法のほか、最近では針を使わないノーニードルメソセラピーという手法も出てきています。

HARG(ハーグ)療法

HARG療法とは、発毛と育毛の2つの面で薄毛にアプローチする成分を頭皮に注入する治療法です。AGAの治療薬だけでは効果が得られない場合でも、改善効果が見込まれるといわれています。HARG療法の特徴は、幹細胞から成長因子を抽出し、それをビタミンBやシステインと言った成分とともに注入することにあります。

植毛術

AGAが進行している場合や、フィナステリドの内服、ミノキシジルの外用で十分に改善されない場合には、植毛が検討されることもあります。

植毛には2種類あります。自分の後頭部の毛を植毛する自毛植毛と、人工の毛を植毛する人工毛植毛です。なお、2010年版の「男性型脱毛症診療ガイドライン」によると、自毛植毛に関しては十分な経験と技術を持った医師が行う場合には「行うことがすすめられる」とされています。また、人工毛は有害事象の報告があることから「行わないようすすめられる」と評価されています。

AGA治療は継続のしやすさも重要

AGAの治療は「継続しやすさ」も重要です。そのためには、以下の点が大切です。
・定期的に通院し続ける根気
・治療にかかる費用

AGA治療の基本は、ミノキシジルによる外用療法やフィナステリドによる内服療法を続けることです。薬の効果は人によって異なりますが、外用療法、内服療法、HARG療法はその効果を判断するために3か月から半年ほどかかるのが一般的です。また、治療効果を継続させるためには薬との付き合いが一生にわたります。

AGAの治療は保険適用外の自由診療なので全額自己負担となります。ミノキシジル外用薬の場合、1か月に7,000円以上、フィナステリドの内服薬の場合は月に5,000円以上の費用がかかると思って間違いないでしょう。そのため、継続するにはその費用負担にも備える必要があるのです。

まとめ

AGAの治療を受けるとき、治療内容の多様な選択肢を重視するなら専門のクリニックを選ぶのもひとつの方法です。クリニックを選ぶ際のポイントをおさらいしましょう。
・無料のカウンセリングを行っていること
・血液検査を行っていること
・外用療法、内服療法を行っていること
・通院しやすいこと

また、一部の治療法や検査は、AGA専門クリニックの中でも受けられるところが限られています。上記のポイントをチェックしつつ、そのクリニックで受けられる治療法についても確認しましょう。AGAの治療効果を続かせるためには、薬と付き合い続けることが必要になります。1か月に1回程度の通院が一般的といわれているため、通い続けることと、治療にかかる費用についても考えてクリニックを選びましょう。

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