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AGA対策で生活習慣を改善するには

更新日:2017/10/23 公開日:2017/10/23

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生活習慣の改善はAGA(男性型脱毛症)の進行を止めたり、発毛を促したりといった直接的な効果は残念ながら期待できませんが、生活習慣が乱れていては治療の妨げになるのも事実です。ここではAGA対策の一環として生活習慣を改善するときのポイントを確認しておきましょう。

AGA対策で重要になる生活習慣とは

AGA対策で特に重要になる生活習慣は、髪の成長と関連のある生活習慣です。下記の3つは髪の成長と結びついていると考えられます。
・規則正しい生活と睡眠の質
・ストレスの少ない生活
・バランスの良い食事

これらがなぜ大切なのか、順に見ていくことにしましょう。

成長ホルモンと関わる睡眠の質

規則正しい生活は睡眠の安定につながります。反対に不規則な生活は睡眠時間が十分ではない、深くて良質な睡眠をとれていない、といった問題が起きやすく、睡眠中に分泌される成長ホルモンにも悪影響が出ます。以前は、夜の10時頃から深夜の2時頃までが成長ホルモンが分泌されるゴールデンタイムと考えられていましたが、現在では、大切なのは時間帯よりも睡眠の深さや質だと考えられています。

何時に寝るにしても、成長ホルモンの分泌にとって重要なのは眠り始めの数時間です。特に眠り始めた最初の90分間に成長ホルモンは多く分泌され、3時間ほどは高いレベルが続きます。つまり、眠り始めの時間にぐっすりと深く眠ることが重要になります。

そのためには、
・寝る前にコーヒーなどカフェインを含む飲み物を控える
・寝る前に脳を刺激するパソコンやスマホの操作を控える
・寝る直前に熱いお風呂に入るのを控える
・リラックスを心がけ、穏やかに過ごす
ことが大切です。

血流に影響を与えるストレス

ストレスによって起きる脱毛には円形脱毛症があります。一方、AGAにとってストレスは直接の原因ではありませんが、ストレスが髪の成長に良くない影響を与えることに変わりはありません。

ストレスの影響のひとつに自律神経の乱れがあります。自律神経には交感神経と副交感神経があります。自律神経は活発な活動と結びついており、例えば、他人と競争する場面などで身体は、交感神経の働きによってパフォーマンスを高め、勝負に勝つ可能性を高めようとします。副交感神経は休息と結びついており、疲労を回復したり、摂取した食べ物から栄養を吸収するときに活躍します。交感神経も副交感神経も共に私たちの生活にとって不可欠なものですが、現代社会は緊張を強いられる場面が多く、交感神経が優位になりやすいといわれています。

交感神経は血管を収縮させる働きがあるので、髪に栄養を届ける頭皮の血流にも影響を与えます。ストレスにさらされ続け、交感神経が優位の状態が続くと髪に十分な栄養が送り届けることができず、髪を弱くし、抜け毛につながる可能性があります。自分がどれくらいのストレスを抱えているのかに目を向け、意識的にストレス発散を心がけるとよいでしょう。

髪の材料ともなる食事の質

髪の成長を促すには、成長に必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要」では3大栄養素である、たんぱく質、脂質、炭水化物を
・たんぱく質 13~20%
・脂質 20~30%
・炭水化物 50~65%
のバランスで摂取することを勧めています。

この中でも髪の材料となるたんぱく質が不足しないように注意する必要があります。白身魚、まぐろ、鶏肉、卵、牛乳・チーズなどの動物性たんぱく質や、大豆・豆腐、枝豆などの植物性たんぱく質をバランス良く摂るようにしましょう。

脂質の摂り過ぎは血液中の脂質の割合が高くなる高脂血症につながり、頭皮環境を悪化させる可能性があります。また、糖質を代謝するときには、髪の成長に必要なビタミンB群や亜鉛が消費されます。そのため、糖質を摂り過ぎるとビタミンB群や亜鉛が不足して髪の成長に悪影響を与える可能性があります。脂質と糖質も、もちろん不足してはいけませんが、摂り過ぎることによるデメリットがあることを知っておきましょう。

AGA対策のために生活習慣を見直したいという人は、ここで取り上げたように、質の高い睡眠、ストレスの少ない生活、バランスの良い食事に注目して改善することをお勧めします。

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