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ニキビの治療法

更新日:2016.12.09
公開日:2014.02.27
ドクター画像
この記事の監修者
東京警察病院 医師 澤田彰史

ニキビの治療法は、できた原因や、ニキビの進行具合によってさまざまです。洗顔や生活習慣の見直しが一般的ですが、塗り薬や飲み薬による治療を考える必要がある場合もあります。

ニキビ防止

ニキビを治すには

ニキビの治療法は、できた原因や、ニキビの進行具合によってさまざまです。自分のニキビに合った、無理のない治療法を見つけ出しましょう。

洗顔

最も一般的な治療法は、「洗顔」です。ニキビ治療の洗顔の場合、抗菌洗顔料や、スクラブ入りの洗顔料は避けるようにしましょう。

抗菌洗顔料は、確かにニキビの原因菌のアクネ菌を洗い流してくれるのですが、アクネ菌以外の皮膚によい効果をもたらす皮膚常在菌も洗い流してしまいます。

スクラブ入りの洗顔料は、皮膚への刺激が強すぎるため、ニキビを悪化させる原因となります。ニキビの治療には、低刺激な洗顔料を選ぶようにしましょう。

洗顔については「ニキビを治すにはまず『洗顔』」で詳しく説明しています。

生活習慣の見直し

暴飲暴食や睡眠不足、ストレスが原因と考えられる場合は、生活習慣を見直すことで治療を図ります。生活習慣が原因だった場合、いくら洗顔をしても治らない場合があります。規則正しい生活習慣を送るよう心がけましょう。

塗り薬による治療

上記のような治療法が一般的ですが、ある程度進行してしまったり、早急に抑える必要がある場合には、薬を使うことも考える必要があるでしょう。

薬局やドラッグストアには、様々なニキビ用の塗り薬があります。皮脂の分泌を抑え、角質を取り除く薬や、赤くなってしまった炎症を抑える薬が主流のようです。

ニキビの進行具合に合った薬を使用するのが重要ですので、どれを使っていいのかよくわからなければ、一度薬剤師さんに相談してみてください。

飲み薬による治療

ニキビ治療用の内服薬としては、皮膚の新陳代謝をアップさせるビタミンB2・B6、皮膚の抵抗力を高めるビタミンCなどが一般的です。

薬を使う場合は注意が必要です!

ニキビ薬には、「予防」を目的とするものと、「治療」を目的とするものがあります。使い方を間違えると、逆にニキビを悪化させてしまう原因になることもありますので、注意が必要です。

また、塗り薬にしろ飲み薬にしろ、医薬品には思わぬ副作用がある場合があります。医薬品を使う場合は、必ず医師、薬剤師の意見を仰ぐようにしましょう。

本当に重度なニキビの治療には、抗生物質を使用する場合もあります。医師の処方のもと服用する必要がありますので、医療機関の受診が必要になります。

また、保険適用外ですがケミカルピーリングも非常に有効です。最近では家庭用のケミカルピーリング剤も出ていますが、定められた使用法・用量・使用頻度をきちんと守って使うことが大切です。

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