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あごのニキビの治し方

更新日:2017.01.29
公開日:2014.03.26
ドクター画像
この記事の監修者
聖心美容クリニック 統括院長 鎌倉達郎

あごのニキビは汗や汚れだけが原因ではなく、生活習慣の乱れやストレスによるホルモンバランスの乱れなどが原因となることが大半です。あごニキビの直し方や再発を防ぐポイントを、ドクター監修の記事でご紹介します。

あごにできるニキビの違い

髪の生え際やおでこは汗をかきやすく汚れが溜まりやすいため、それがニキビの原因となりやすい部分です。しかし、あごは本来、汗をかきやすい部分ではありません。

ですから、あごにニキビができるのは汗や汚れが原因ではなく、生活習慣や食生活の乱れやストレスによるホルモンバランスの乱れが原因となることが多いのです。

ここでは、さまざまな原因で現れるあごニキビの治し方を見ていきます。

あごのニキビをすぐに治したい!

後ほど説明しますが、あごのニキビの根本的な解決方法は生活習慣の見直しです。しかし、生活習慣の見直しであごのニキビを治すには時間がかかります。

仕事などに支障がある場合もあるでしょうし、今あるニキビを悪化させてしまうと皮膚の奥深くまで傷つけてしまうことになり、消えないニキビ跡として残ってしまう可能性もあります。

化粧水で治す

近年では、ニキビの炎症を抑えるハーブや漢方の薬用成分が含まれた化粧水が多く発売されています。これらのニキビ用化粧水を洗顔後に使ってみましょう。

あごは汗をかきにくく乾燥しやすいため、保湿効果も高い化粧水ものを選べばさらに効果的です。

ビタミンC入りのケア用品で治す

ビタミンCはニキビの炎症を抑える効果があり、さらに皮脂の分泌も抑えてくれるためニキビの治療にはうってつけの成分です。ビタミンC入りのローションを塗るのはもちろん、サプリメントを摂取するのも効果的。

ビタミンCは多少多めに摂取しても尿とともに排出されます。ビタミンC入りのケア用品を選ぶ時は、できるだけビタミンCが高濃度で含まれているものを選ぶようにしましょう。

それでも治らない場合は

あごのニキビがまだ軽度であれば、上記の化粧水やニキビ用のケア用品などで症状を軽くすることができるかもしれませんが、ニキビケア用品の効能にも限界があります。自分でケアをしても治らない場合は、皮膚科の診療を考えることも必要となってくるでしょう。

基本のスキンケアもきちんと押さえましょう

ゴシゴシ洗いは厳禁

あごにニキビができてしまった場合、毛穴に詰まった皮脂の汚れをおとすことも大切ですが、肌を傷つけないようやさしくケアをすることも同じくらい大切です。洗顔は肌をゴシゴシこすらず、石けんや洗顔料をたっぷり泡立ててやさしく洗うようにしましょう。すすぎもぬるま湯でやさしく洗い流してください。特にあごの下などは泡が残りやすいので、忘れずにすすぎましょう。

洗顔後の保湿ケアも大切に

また、洗顔後は化粧水で十分に肌を保湿し、その水分を逃がさないよう乳液やクリームでフタをしましょう。化粧品は低刺激で、肌に合ったものを選びましょう。肌のバリア機能を補う「セラミド」入りの美容液などを、普段のスキンケアにプラスするのもおすすめです。

生活習慣を改善しよう

一旦はあごのニキビの症状が軽くなっても、生活習慣を見直さないとまた同じことを繰り返してしまう結果に。さらにあごの毛穴は他の場所に比べてデリケートなため、同じ場所にニキビができやすいのです。

食生活の見直しを

特に毎日の食生活は、ダイレクトにニキビの原因となります。揚げ物やファストフードなど油っこい食事や、お菓子、清涼飲料水など甘いものは皮脂の分泌を促しますので避けた方がいいでしょう。一方で、できてしまったニキビを抑えてくれるのは、ビタミンCや亜鉛、食物繊維です。普段の食事ではこれらの栄養素を積極的にとるよう心がけましょう。

睡眠不足やストレスの改善も大切

睡眠不足や慢性的なストレスはホルモンバランスの乱れに直結します。成長ホルモンを分泌して肌の新陳代謝を促す夜10時~深夜2時の「肌のゴールデンタイム」を中心に、質のよい眠りが取れるよう工夫しましょう。また、肌に触れる枕カバーや布団なども清潔なものを使いましょう。また、適度な運動は肌の新陳代謝を促すとともにストレス解消にもつながりますので、ぜひとり入れるようにしましょう。

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