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AGA(男性型脱毛症)治療に革命をもたらした発毛剤「プロペシア」とは?

更新日:2016.12.09
公開日:2014.03.28
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この記事の監修者
すなおクリニック 院長 土屋沙緒

厚生労働省からの承認を受けた「飲む発毛剤」が登場したことで、薄毛は病院で治療できるようになりました。そこで今回は、発毛効果が正式に認められている医薬品とはどんなものなのかを、医師の監修のもと詳しくご紹介していきます。

発毛

「発毛」ってどういう意味?

皆さんは「発毛剤」というと、どんな効果をイメージしますか? 髪の毛が生えなくなった部分でも、発毛剤を塗ればフサフサした毛がまた生えるようになると思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではありません。なぜならば、毛を作るのを止めた毛包からは、新しい毛が再び生えることはないからです。

「発毛」という言葉はあいまいで、明確な定義はありませんが、多くの場合は「現状維持」や「育てる」というニュアンスが強い「育毛」よりも、もっと積極的なアプローチという意味で使われています。

具体的には、AGA(男性性脱毛症)治療への効果が正式に認められた医薬品を利用したアプローチのことです。

AGA治療に革命をもたらしたプロペシア

数年前までは、薄毛の改善と言えば、市販の育毛剤などを使って自分でケアをする方が多かったのではないでしょうか。しかし現在では、薄毛は病院で治療できるようになりました。

これはAGAに効く「プロペシア」という商品名の飲み薬が、2005年に厚生労働省の承認を受け、医師による処方が可能になったからです。

プロペシアには「フィナステリド」という成分が含まれており、この成分がAGAの原因となる男性ホルモンの生成を抑制し、脱毛を防ぐと言われています。

合わせて使いたいミノキシジル

プロペシアと併用することで、発毛効果をさらに高めると言われているのが、「ミノキシジル」という成分を含む「リアップ」や「ロゲイン」という商品名の塗り薬です。

ミノキシジルには、血管を拡張して血流を良くする作用があるため、頭皮の血流を促進し、髪の毛の元となる毛母細胞を活性化させる効果があると言われています。

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