早く治すには薬を利用しよう
口内炎を早く治すためには、放置せずに、ステロイド系の塗り薬や貼り薬を利用するのがオススメです。ステロイド系の薬には、痛みを和らげる働きがあり、病院でも処方してもらえますが、ドラッグストアや薬局などでも購入できます。
ただし口内炎は、細菌が口の中にできた傷に繁殖することで発症するので、薬を塗る前に、まずは殺菌成分入りのうがい薬やマウスウォッシュを使って、うがいをすることも大切です。
また、ステロイド系の薬には、強い効果がありますが、長期間使い続けると、人によって副作用が生じることがあります。炎症が治まったと感じたら使用するのを止めて、慢性的な使用は避けましょう。
レーザー治療もオススメ
口内炎を早く治すもう1つの方法は、歯科医や口腔外科でレーザー治療を受けることです。レーザー治療とは、患部をレーザーで照射して焼くことで、かさぶたにして早く治すというもの。痛みを和らげるだけでなく、殺菌や消毒、細胞組織の活性化などの効果も期待できます。
一般的に口内炎は、治るのに10日~2週間ほどかかりますが、レーザー治療なら、数日で治すことができると言われています。基本的には麻酔を使わずに、ほぼ1回の治療で痛みが消えますが、症状によっては2~3回の治療が必要な場合があったり、痛みが強いときは局所麻酔を必要としたりすることもあるようです。
レーザー治療の費用
ただし、レーザー治療は保険が適用されないので、治療費は実費で払わなくてはいけません。値段は病院によってそれぞれ違いますが、だいたい数百円〜3000円くらいの所が多いようです。
またレーザー治療の機械は、すべての歯科や口腔外科に必ずあるというわけではありません。事前に治療を受けられるかどうかや、費用について問い合わせてから受診することをオススメします。