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口内炎の原因や対処法、市販薬を選ぶときのポイント

更新日:2018/05/02 公開日:2014/06/27

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どうして口内炎になるの?

気づいたら、口の中に口内炎できていたという経験が、皆さんも何度かあるのではないでしょうか。でも口内炎は、一体どうしてできてしまうのでしょう?

口内炎の3つの原因菌と代表的な種類

実は口内炎とは、口の中の粘膜に起こる炎症の総称のことなので、いろいろな種類があり、その原因も多岐に渡っています。代表的な口内炎ができてしまう原因をご紹介していきましょう。

●免疫力の低下や細菌感染が原因の口内炎

赤く縁どられた白い小さな潰瘍ができる「アフタ性口内炎」は、もっとも一般的な口内炎です。

ストレスや睡眠不足、疲労などによる免疫力の低下や食生活の偏りでビタミンBが不足していること、口の中を自分で噛んでしまったり、熱い食べ物や飲み物で火傷をしたり、義歯や矯正器具などが接触したりするなどの物理的な刺激を受けることなどが引き金となって発症しますが、原因がわからない場合もあります。

また、アフタ性口内炎ができているときに、虫歯や歯周病などで口の中の衛生状態が悪いと、傷口から細菌に感染して「カタル性口内炎」になることもあります。カタル性口内炎は、口の中の粘膜が赤く腫れ上がったり、ザラザラと荒れたり、白くただれたりする口内炎で、境界線がはっきりしていないのが特徴です。

●ウイルスの感染が原因の口内炎

単純ヘルペスウイルスの感染による「ヘルペス性口内炎」やコクサッキーウイルスによる「ヘルパンギーナ」「手足口病」など、ウイルスが原因で起こる口内炎を「ウイルス性口内炎」と言います。

ヘルペス口内炎の場合、原因となるウイルスは、体内にもともと潜んでいますが、普段は免疫力で抑えられています。

しかし、ストレスや疲労、睡眠不足、不規則な生活などによって免疫力が低下すると、ウイルスを抑えることができなくなって感染してしまいます。また、ヘルパンギーナや手足口病は、主に子供が発症しやすいウイルス感染症で、暑さで体力を消耗し、抵抗力が落ちやすい夏によく流行する病気です。

●カンジダ性口内炎

カビ(真菌)の一種であるカンジダ菌が通常よりも増殖してしまうことで発症する口内炎です。カンジダ菌は口の中の常在菌のひとつなので、通常であれば、ある程度以上は増えないように他の菌と共存しています。

その他の原因による発症

●栄養不足からの発症

食生活の偏りが主な原因ですが、そのなかでもビタミンB群(ビタミンB 8種類)の不足が大きな要因になります。

●歯磨き粉からの発症

歯磨き粉の中には有害とされる「ラウリル硫酸ナトリウム」が入っているものがあり、刺激となり得る可能性があります。

この他にも、「扁平苔癬(へんぺいたいせん)」や「ベーチェット病」など、特殊な病気が原因で口内炎ができることもあります。

口内炎が舌にできたときの原因や対処法

舌にできた口内炎はつらいもの。特徴や対処法を解説します。

●舌にできた口内炎の特徴

口内炎は口内のさまざまな場所に発症しますが、舌の口内炎はもっともつらい口内炎です。舌の働きには味覚や熱を感じる以外にも、食べ物をのどに送るのを助けたり、言葉を発するという人間にとってとても重要な役割を担っています。

舌が健康でなければ、満足に食事をすることもできません。家族や友人との楽しい会話や、歌を歌うこともできなくなります。舌に口内炎が発症すると、患部の位置にもよりますが日常の中で舌が動くだけで刺激があり痛みが出てしまいます。

特に舌の奥、根元にできてしまうと、ちょっとした動きでも痛みを感じます。側面に発症した場合には歯に接するため、常に痛みをともないます。舌に口内炎ができてしまうと日常のほとんどに支障をきたしてしまいます。

●舌にできた口内炎の対処法

口内炎の治療には主に軟膏を使用します。しかし舌にできた口内炎の場合は軟膏を塗ってもすぐに取れてしまい、薬品の苦い味を感じてしまうのでとても不快です。軟膏を塗って治りかけていても、何かの拍子に再度噛んでしまったり歯に触れたりして刺激を与えると、症状が悪化する場合があるので注意が必要です。

また、軟膏などの薬以外にも、イソジンなどのうがい薬で口内を清潔にしたりビタミン剤やサプリメントでビタミンを補うなど、気軽にできる改善方法や予防法もあるので試してみるとよいでしょう。

●舌がんに似ているので要注意

舌にできたアフタ性口内炎と舌がんの初期症状は非常によく似ています。口内炎は、患部の周りに赤みがあるのに対し、舌がんは縁がギザギザしていて硬いのが特徴です。しかし素人では判断は難しいので、2~3週間以上症状が続く場合にはクリニックで診察を受けることをおすすめします。

口内炎が唇の裏できたときの原因や対処法

ふと気づくと唇の裏側に白いできものが現れ、熱い食べ物や刺激物がしみてつらい口内炎。放っておくと自然に治るため、あまり深く原因を考えたことがない人も多いかもしれません。しかし、口内炎はさまざまな要因でおこります。頻繁に口内炎ができたり、症状が長引いたりする場合は、原因をしっかり突き止めましょう。

●口内炎ができる原因は?

口内炎とは、口の中や周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。日常生活で多いのは、食事中などに唇の裏側をうっかり噛んでしまい、その傷が炎症を起こす「アフタ性口内炎」。しかし、口内炎ができる原因は、実はそれだけではないのです。

口の中のウイルス や細菌が増殖して起こるウイルス

性口内炎(ヘルペス性口内炎・カンジダ性口内炎など)」、入れ歯や矯正器具といった物理的刺激によって起こる「カタル性口内炎」、食べ物や薬物、金属が刺激となってアレルギー反応を起こす「アレルギー性口内炎」、喫煙が原因で起こる「ニコチン性口内炎」などがあります。また、「アフタ性口内炎」の場合でも、免疫力の低下や栄養不足によって引き起こされるケースもあり、原因はさまざまです。

そして、口内炎の種類や原因によって、炎症が起こる場所も多岐にわたります。唇の裏側をはじめ、歯茎、舌、頬の内側、口角など、至るところにできます。

●症状が軽ければ、1〜2週間で自然治癒

症状が軽い時や、他の病気の疑いがない場合、また、口内炎が1か所のみにできている場合は、セルフケアで様子をみれば問題ありません。だいたい1~2週間ほどで自然に消滅し、傷跡も残りません。口内炎ができてしまったら、うがい・歯磨きで口の中を清潔にし、栄養バランスや生活環境の改善を試みましょう。特に、粘膜を守る働きを持つビタミンB2を補給すると治りやすくなります。また、痛みがつらい場合は、市販薬を使用して症状を軽減することもできます。

口内炎が長引く、炎症が口中や口の外へ広がっている、また発熱や全身倦怠感がある場合は、他の病気の可能性があります。たとえばウイルス性口内炎の場合は、皮膚科や耳鼻咽喉科で抗ウイルス薬を処方してもらう必要があるので、なるべく早めに専門医を受診しましょう。

口内炎の全般的な対処法

口内炎は身体の不調を伝える重要なシグナルです。気づいてあげることも重要な対処法となります。

●ビタミンB2の摂取

ビタミンB群は代謝ビタミンと呼ばれ、私たちが生きるためのエネルギーをつくり出すのに欠かせない栄養素です。その中でも、口内炎に深く関わっているのが、「皮膚や粘膜のビタミン」と呼ばれるビタミンB2。脂質をエネルギーに変え、皮膚や粘膜の成長を促進する働きをしており、不足すると口内炎ができやすくなったり、治りにくくなったりします。

しかし現代では、食品の精製や加工によってビタミンB群が減っているうえ、ビタミンB2はストレスや飲酒によって体内で大量消費されてしまい、常に不足しがちな状況になっています。そのため、意識して体に補給し、皮膚や粘膜の代謝を正常に機能させる必要があります。

ビタミンは体内に蓄積することができません。毎日の食事でこまめに摂取するのが理想的ですが、口内炎を早く治したい場合や、食事でとるのが難しい場合、ビタミン剤やサプリメントを活用しましょう。

●細菌の繁殖を防ぐ

口腔内には常に多くの細菌が棲んでいます。歯磨きをしっかり行い、手洗いやうがいを怠らないことで細菌の繁殖を未然に防ぐことができ、口内炎の発症リスクを抑えることができます。

しかし口内炎があると、歯を磨くことが困難になると思います。そんな時は口内炎付近の歯磨きは避け、入念にうがいをしましょう。

口内炎に効く薬の選び方

ドラッグストアなどで手軽に購入できる市販薬を賢く用いれば、口内炎の炎症を抑え、傷を早く治すことができます。

口内炎の市販薬は、飲み薬や塗り薬をはじめ、スプレー薬、貼り薬、うがい薬などバリエーションが豊富。症状や生活習慣に合わせて、使い分けるのがおすすめです

●即効性なら、患部に直接働きかける薬が有効

口内炎の炎症や痛みをスピーディーに緩和したいなら、患部に直接働きかける薬が効果的。具体的には、軟膏やクリームなどの塗り薬、パッチタイプの貼り薬、スプレー薬などがあります。

薬に含まれる成分は、目的によってさまざまです。痛みのもとである炎症を抑えるのが目的なら、副腎皮質ホルモンつまり、ステロイド剤であるトリアムシノロンアセトニド、非ステロイド性のアズレンスルホン酸ナトリウム、ムラサキの根から抽出したシコンエキスなど。痛みを止めるなら、局所麻酔作用のあるシブカイン塩酸塩、アミノ安息香酸エチルなどが配合されています。

また、抗炎症成分に加えて、組織修復成分や殺菌成分を配合しているタイプも。自分の症状や体質に合わせて、最適な薬を選びましょう。食事中の痛みを和らげるなら患部をカバーする貼り薬、手を汚さず気軽に使いたいならスプレー薬が便利です。

●体の中や口内環境から改善する飲み薬、うがい薬

口の中に薬を塗ることに抵抗がある人や、体の中からコンディションを整えたい人は飲み薬がおすすめ。粘膜の再生を促進し、口内炎を緩和するビタミンB2、ビタミンB6を配合したもの、炎症のもとに作用するトラネキサム酸を配合した薬などが販売されています。

また、口内炎を早く治すには、口の中の細菌の繁殖を抑える必要があるため、殺菌・消毒効果のあるうがい薬も有効。塗り薬のような即効性はないものの、体の中から改善することができます。

口内炎の病院での治療

●何科を受診すればいいの?

口内炎は口の中の粘膜の病気ですから、歯科や皮膚科を受診する方が多くいます。皮膚科や歯科だけでなく、口腔外科や内科でも診察をしてくれる場合がありますが、口内炎は耳鼻咽喉科が専門といわれています。

しかし専門といってもすべての耳鼻咽喉科が口内炎を治療してくれるというわけでもありませんので、事前に口内炎の診察を行っているか確認することをおすすめします。

近くに耳鼻咽喉科がなければ、歯科や皮膚科に事前に連絡をして、口内炎を診察してくれるか確認してからクリニックに行きましょう。

●基本的な治療法

口内炎のクリニックでの治療法は主に対処療法です。患部にステロイド剤を含む軟膏を塗り改善をはかります。口内は唾液の分泌や飲み物の影響で、一度塗ってもすぐに取れてしまいますので、頻繁に何度も患部に塗りなおすことが大切です。

口内の雑菌は口内炎の改善を遅らせてしまうので、うがい薬を用いてうがいをし、常に清潔を保つよう心がけましょう。

●ウイルス やカビが原因の治療法

カンジダ性口内炎やヘルペス性口内炎の場合は原因がはっきりしているので、抗菌剤やヘルペスウイルス

の増殖を抑える薬品を用います。近頃は口内炎を直接焼き切るレーザー治療も多く行われるので、以前よりも早期の治療が期待できるといわれています。

レーザーを照射し口内炎を焼いてしまうと、痛みも軽減されるとされています。また、カンジダ性口内炎の場合には他の病気を併発している場合があるので、まずはその病気の治療を行います。病気が改善されれば口内炎も次第に治っていくでしょう。

たかが口内炎と自己判断にまかせず、症状が長期化したり悪化したりする場合には、すぐに口内炎の診察を行っているクリニックで診察を受けることが大切です。

口内炎が治らないときは受診を

口内炎は、特別な治療をせずとも栄養や健康管理に気をつけていれば、約1~2週間で完治します。そのため、クリニックに診察に行く方は少ないでしょう。

しかし症状が長期化したり悪化したりする場合には、自己判断はせずにクリニックで受診し、ドクターに原因を調べてもらいましょう。

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