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ワキガを治す最新のレーザー治療とは

更新日:2016.12.09
公開日:2014.08.30
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この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

ワキガの手術で一般的な「剪除(せんじょ)法」は、ワキの皮膚を切開し、裏返して、ワキガの原因となるアポクリン汗腺を直接ハサミで取り除く手術です。直接取り除くわけですから、確実に効果がありますし、保険が適応されますので治療費が安くすみますが、傷が残りやすい、というデメリットがあります。

剪除法は、傷跡が残る場合がある

ワキガの手術で一般的な「剪除(せんじょ)法」は、ワキの皮膚を切開し、裏返して、ワキガの原因となるアポクリン汗腺を直接ハサミで取り除く手術です。直接取り除くわけですから、確実に効果がありますし、保険が適応されますので治療費が安くすみますが、傷が残りやすい、というデメリットがあります。

また、剪除法は、医師の腕によっては、アポクリン汗腺の取り残しがある場合があり、傷は残るし、ワキガも治らなかった…と相談に来る患者さんが跡を絶ちません。剪除法でワキガを治すなら、信頼できる医師を探してほしいと思いますが、実際に手術を行ってみないとわからない部分もあり、なかなか治療に踏み切れない、という人も多いのではないでしょうか。

最新のレーザー治療は、皮膚を切らない!

そんな人にオススメなのは、最新のレーザー治療です。アポクリン汗腺は、毛穴に沿って存在しているため、黒い部分に反応するレーザーを照射することで、毛穴ごとアポクリン汗腺を破壊します。ワキガの治療には3〜5回程度の照射が必要になりますが、レーザーを当てるだけなので1回の治療は10〜30分程度と、短時間で済みます。

レーザー治療は、治療費は多少高くつきますが、何と言っても「切らない」ので、傷が残る心配がありません。また、剪除法は手術後1週間程度、患部を安静にしておくダウンタイムが必要になり、日常生活に支障が出てきますが、レーザー治療ならダウンタイムはなく、次の日にはお風呂に入っても大丈夫です。

レーザー治療の注意点

皮膚を裏返してアポクリン汗腺を根こそぎ切り取る剪除法に比べ、レーザー治療は、脇毛の生えている部分のアポクリン汗腺しか取り除けませんので、重度のワキガの人の場合、完全にワキガ臭を解消するのは難しいのがデメリットです。

また、アポクリン汗腺は再生能力が非常に高いため、完全に破壊できなかったアポクリン汗腺はまた元に戻ってしまい、ワキガが再発する恐れもあります。剪除法と同じく、ある程度は医師の腕により結果が異なってしまう部分もあるということです。

こういったデメリットもありますが、軽度のワキガの人ならほとんどの人が効果を実感できるでしょう。ワキガは気になるが、傷跡は残したくない…という人は、レーザー治療を考えてみてはいかがでしょうか。

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