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薄毛対策にかつらと増毛は併用できる?

更新日:2016.12.09
公開日:2014.11.04
ドクター画像
この記事の監修者
アイランドタワークリニック新宿院 院長 坂本有孝

薄毛が広範囲に広がっている場合は、かつらで一気にカバーするのか、それとも増毛にしたほうがよいのか悩むところです。ここでは、かつらと増毛それぞれの特徴と、かつらと増毛の併用についてドクター監修のもと解説します。

増毛と“かつら”はどっちがいい?

薄毛が気になる部分が、生え際から頭頂部にかけて広がっているような場合は、昔からある「かぶるタイプのかつら」を使うという手段があります。かつらであれば、広範囲を一気にカバーできるので、比較的に手軽に髪のボリュームアップができます。

ただし、かつらを利用すると、ある日突然、髪が一気に増えてしまうので、かつらを使っているということが周囲の人にすぐにわかってしまいます。また、見た目にも不自然さが出やすいというのが難点です。

その点、「増毛」であれば、段階的に少しずつ髪を増やしていけるので、周囲に気づかれる心配がありません。また、仕上がりもかなり自然になります。さらに、かつらの場合は、使える整髪料に限りがありますが、増毛なら自由にスタイリング剤が使えるので、ヘアスタイルのアレンジも楽しめます。

ただし増毛は、かつらよりも、こまめなメンテナンスが必要なので、広範囲にわたって利用すると、費用が高くなってしまいます。また、「結毛式タイプ」や「編み込み式タイプ」の増毛は、髪の毛が全然生えていない部分には利用できません。

 増毛と“かつら”の併用

このように、かつらと増毛には、どちらにもメリットとデメリットがあるので、両方を併用することで、それぞれのデメリットを補い合うという手段もあります。

例えば、薄毛の範囲が広い後頭部には部分用かつらを、できるだけ自然な仕上がりにしたい生え際には増毛施術を行うといったかたちです。今までかつらを使っていた人が、増毛に変えたいという場合は、一気に変えるのもよいですが、かつらの下に少しずつ増毛をしていき、徐々に切り替えるという方法もあります。

かつらと増毛の併用を検討している人は、両方の取り扱いがあるサロンに相談してみるのがよいでしょう。現在の髪の状態を専門的な視点でみてもらい、どちらか単体で使ったほうがよいのか、併用した方がよいのかのアドバイスをしてもらいましょう。

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