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お尻ニキビの治療法とは

更新日:2016.12.09
公開日:2014.10.16
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この記事の監修者
千春皮フ科クリニック 院長 渡邊千春

軽度の「お尻ニキビ」は自宅で治せる場合もあります。なるべく椅子に座ら ないようにしたり、パンツを綿100%のものに変えたり、お尻に残っている 古い角質を取り除いて保湿したりしましょう。それでも改善がみられないときは、 皮膚科に行ってください。

お尻はニキビができやすい

普段はイスに圧迫され、パンツやズボンを常に履いていることで空気にあまり晒されないお尻。通気性が悪く、過酷な環境にさらされたお尻の皮膚は、角質が厚くなっています。さらに、お尻は、もともと皮膚が厚く、新陳代謝が活発でないため、肌のターンオーバーが滞りがちです。古くなった角質が残って毛穴が詰まると、ニキビができてしまいます。

このように「お尻ニキビ」ができた場合、どのように治療すればいいのでしょうか?

お尻の血行不良を改善し、潤った清潔な肌に保つことが大事

・なるべく椅子に座らないようにする

長時間イスに座っていると、お尻が圧迫され血行不良を起こし、お尻の皮膚のターンオーバーが遅くなります。血の巡りが滞るとニキビができやすくなるため、適度な運動を心がけましょう。1日20~30分のウォーキングで十分です。

・常に清潔な状態を保ち、綿100%のパンツを穿く

お尻は清潔な状態に保ち、汗ばんだらこまめに拭くことを心がけましょう。蒸れた状態を防ぐためにも綿100%のパンツを着用してください。生地がツルツルしている素材のパンツは、通気性が悪く蒸れるので避けたいところです。入浴時は、シャワーだけでなく湯船につかるのがポイントで、お尻の毛穴をじわじわと開き、汚れを落としやすい状態に促します。

・古い角質を取って、保湿する

肌のターンオーバーを正常に促すためにも、お尻の表面に残った古い角質は取り除きましょう。ボディスクラブで下から上に、やさしくマッサージをしてください。きれいに角質を除去したあとは、乳液やクリーム、ボディーローションで十分に保湿をします。セラミドやビタミンEなどの保湿成分がたっぷり入っているものがケアに向いています。

・専門家に頼る

一刻も早くお尻ニキビを改善したいときや、セルフケアで改善がみられなかったときは、皮膚科や美容皮膚科に行きましょう。抗生物質やビタミン剤など処方してくれるはずです。また、必要に応じてレーザーなどの治療法もありますが、治療費は保険外になります。

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