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電気シェーバーを使うと髭が濃くなるって本当?

更新日:2017.12.21
公開日:2014.12.26
ドクター画像
この記事の監修者
メンズスキンケア大学参画ドクター

電気シェーバーを使うと、ヒゲが濃くなると聞くことがあります。実際、本当に濃くなるのでしょうか。ドクター監修のもと、電気シェーバーでヒゲが濃くなると言われる原因を紹介します。さらに、ヒゲが濃くなる剃り方についても記載します。

ヒゲが濃く見える原因は

「電気シェーバーでヒゲ剃りをするとヒゲが濃くなる」という噂を聞いたことがありますか?電気シェーバーを使ってヒゲが濃くなることに医学的根拠はないといわれていますが、ヒゲを剃った後を見るとやはり濃くなっているようにも感じられます。

これは、実際にヒゲが濃くなったのではなく、濃く見えるようになったと言った方がよいかもしれません。ヒゲの太さは変わらないものの、剃ることによってヒゲの断面が大きくなります。ヒゲの黒い面が増えるため、濃くなったように感じてしまうのです。

また、一度剃った毛と、剃らずにずっと生えている毛を比べると、一度剃った毛の方が濃くなったように思えます。これは、いったいなぜなのでしょうか?

ヒゲは生え始めたときは産毛でも、成長するにともない男性ホルモンの分泌が増えてしっかりとした毛になっていき、量も増えていきます。ヒゲの量が増えて濃くなる時期と、ヒゲ剃りを始めるタイミングが同じなので、まるでヒゲを剃ることで濃くなったように感じるのでしょう。

剃り方によっては、本当に濃くなる場合も?

体毛は、ただ生えているわけではありません。よく「ムダ毛」という言葉を使いますが、体毛には外部から肌を守るという大切な働きがあるので、決してムダに生えているわけではないのです。体を頻繁にぶつけたり傷つけたりすると、その部分からだけ濃い毛が生えてくることがありますが、これも体を守る働きによるものです。

ヒゲも体毛の一種なので、ヒゲ剃りによって肌を頻繁に傷つけていると、肌を守ろうと濃いヒゲが生えてくるといわれています。断言はできませんが、その可能性があることを念頭に置き、ヒゲを剃る際にはできるだけ肌を傷つけないよう注意しましょう。

以下に、肌を傷つけてしまう間違った方法をまとめました。同じような方法で剃っている方は、剃り方を見直しましょう。

※電気シェーバーで正しくヒゲを剃る方法について、詳しくは「電気シェーバーの正しい使い方」をご覧ください。

肌を傷つける間違ったヒゲの剃り方

・から剃り

ヒゲに何もつけず、肌もヒゲも硬い状態で剃り始めると、摩擦抵抗が強くなり肌に負担がかかります。

・逆剃り

毛の流れに逆らって剃ると、肌が傷つきやすくなります。毛の流れに沿って全体を剃ってから、剃り残した部分だけを逆剃りするのが正しい剃り方です。

・押しつけて剃る

ヒゲを深く剃るために電気シェーバーの刃を押しつけるようにして剃ると、肌が傷ついてヒリヒリすることがあります。

・同じ刃を使い続ける

電気シェーバーの刃は、外刃は1年、内刃2年を目安に、定期的に交換する必要があります。使い続けるうちに刃が劣化して切れ味が悪くなるので、無理に剃ろうとして力を入れると、肌が傷つきやすくなります。

正しい剃り方をしているのに肌が傷つきやすいという方や、体質的にヒゲが濃くて悩んでいる方は、ヒゲを根本からなくす脱毛を考えるのも一案です。ぜひ、検討してみてください。

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