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胸毛を自己処理するときの安全なやり方

更新日:2017.03.23
公開日:2015.08.14
ドクター画像
この記事の監修者
松林景一美容クリニック天神 院長 松林景一

胸毛の自己処理方法には、「剃る」「溶かす」「抜く」など、いろいろな方法があります。しかし、いずれも正しく行わないと肌トラブルの原因になります。そこで今回は、胸毛の安全な自己処理方法をドクターの監修のもとご紹介します。

胸毛を自分で処理する方法はいくつかありますが、どの方法も正しく行わないと、肌トラブルを起こしてしまうことがあります。そこで今回は、それぞれの安全な方法をご紹介します。

胸毛処理の方法(1)カミソリで剃る

胸毛の処理方法の中でも、もっともオーソドックスな方法といえば、カミソリで剃ることでしょう。ただしカミソリは、手軽にムダ毛の処理ができる反面、剃るときに、毛と一緒に、肌の表面も削り取ってしまうので、十分な注意が必要です。

【カミソリで剃るときのポイント】

  • カミソリの刃はこまめに交換し、切れ味がよく、清潔なものを使います。
  • 剃る前に、湯船につかったり蒸しタオルを使ったりして、肌を温めてやわらかくします。
  • 肌への負担を軽くするために、必ず肌にシェービング剤をつけます。石けんやボディソープの泡で代用する人もいますが、こういった泡は、すぐに流れてしまうので、あまり効果がありません。
  • 剃るときは、毛の流れと同じ方向にカミソリを動かします。
  • 剃りあとの炎症を鎮めるために、剃ったあとの肌は、水で濡らしたタオルなどで冷やし、最後に、保湿ローションやクリームを使って、しっかり肌の保湿を行います。

胸毛処理の方法(2)脱毛クリームで溶かす

脱毛クリーム(除毛クリーム)は、肌に塗ってしばらく時間をおくだけで、ムダ毛を溶かして処理できる便利なアイテムです。カミソリで剃るのとは違って、処理後の毛がチクチクしないということも魅力です。ただし、肌が弱いという方が使用した場合や、正しく使わなかった場合、薬剤で肌がかぶれる可能性があります。

【脱毛クリームを使うときのポイント】

  • いきなり使用せず、事前にパッチテストを行い、肌が赤くなったり、かぶれたりしないかを確認しましょう。
  • 塗るときや取り除くときに、クリームを肌に擦りつけてしまわないように注意します。
  • 塗る量が多かったり、塗ったままにしている時間が長かったりすると、肌に負担をかけてしまいます。必ず説明書に記載されている通りに行いましょう。
  • 脱毛クリームを使ったあとも、保湿ローションやクリームを使って、しっかり肌の保湿を行います。

上記ポイントを押さえた脱毛クリームによる脱毛の方法

※胸毛が見えなくなるくらい(毛の根元)まで塗ること

※石けんやボディタオルなどは使わずに水やぬるま湯で洗い流します

  1. パッチテストを行う
  2. 乾燥した状態の肌に脱毛クリームを塗布する
  3. 製品に記載されている時間まで、洗い流さず成分が浸透するのを待つ
  4. 規定時間になったら付属されている道具やティッシュを使ってクリームを取り除く
  5. 保湿ローションなどの保湿剤を使ってスキンケアをする

胸毛処理の方法(3)毛抜きやワックスで抜く

胸毛の自己処理方法には、毛抜や脱毛ワックスを使って、胸毛を抜くという手段もあります。毛は抜いたほうが、剃ったり、溶かしたりするよりも、次に生えてくるまでに時間がかかるので、お手入れの回数が少なくて済むというメリットがあります。ただし、抜くというのは、毛穴の奥から、無理やり毛を引きちぎるということなので、痛みをともなううえに、毛穴の炎症や埋没毛、色素沈着など、さまざまな肌トラブルを引き起こす可能性があります。脱毛したいのであれば、自分で行わずに、サロンやクリニックを利用したほうが安全です。

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